平成２９年１１月２９日（木）に、豊中市消防局３階会議室で「ＢＣＰ（事業継続計画）策定ワークショップ（主催：豊中防火安全協会、協力：東京海上日動株式会社、豊中市消防局）」を開催しました。
　本研修は、事業所が自然災害や大規模火災などの緊急事態に遭遇した際、事業資産の被害を最小限に止めつつ、中核となる事業の継続と速やかな復旧を可能とするための「事業継続計画」の作成を目的として行われたもので、研修には会員事業所７事業所計１１名が参加、冒頭、福盛会長からは「この機会を用いて災害発生時に確実に対応できる体制を整えてください」とのご挨拶をいただきました。
　研修では、巨大地震が発生したことを想定して様々な被害情報が参加者に付与され、参加者は３つのグループに分かれて、発生する課題への対応策や事前に準備しておくべき内容について活発な意見交換を行ったほか、事業継続計画書の具体的な作成手順についての説明を聞きながら、自社の計画作成に取り組みました。
　研修後、参加者からは「（災害発生時の自社の）問題点を具体的に認識できた。」「事前にリスクを把握しておくことが大切であることがわかった。」などの意見が寄せられました。　
　この度の研修は、２９日のワークショップで終了せず、今後、参加者が自社に戻って引き続き計画を作成し、協力会社の東京海上日動株式会社のフォローアップのもと、今年度末を目途に計画を仕上げていくことを目標としています。