当協会は、防火・防災に関する知識及び技術の普及啓発並びに事業所の自主防災体制の確立と会員相互の連絡調整を図り、もって安心して安全に暮らせる地域社会の実現に資することを目的としております。
本目的を達成するため、市消防局とともに防災研修会の開催や防火・防災対策の推進など、消防局が行っている様々な事業に協力をしています。
阪神・淡路大震災、東日本大震災の未曾有の大災害の後も、平成30年6月の大阪府北部を震源とする地震や平成30年7月豪雨及び台風12号、21号など、近年、地震や風水害などの自然災害が相次いで発生しています。
このような災害に各協会会員事業所の職員のみなさんが備え、災害が発生した際には、的確に対応できるよう当協会は、市消防局の協力を得て、春は新入社員を対象に、秋は防火管理者など防火担当者を対象に、防災研修会を毎年開催しています。
《主な研修内容》 *救命講習 |
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市消防局では、大規模災害が発生した場合の初動対応として、事業所の自主的な判断で事業所が持つ人員・資機材を活用して地域で貢献活動をすることにより、地域の防災力を高めることを目的に、平成19年11月に『消防防災協力事業所登録制度』を創設し、『安心・安全のまち とよなか』を目指して、同制度の推進をされています。
当協会では、市消防局が推進するこの制度を支援することにより、会員皆様の防災に対する認識が高まり、事業所の防災意識の向上にも繋がるものと考え、積極的に同制度への呼びかけを実施するとともに、『地域貢献支援事業』の一環として登録事業所に対し消火活動用の資機材を購入貸与しています。
《消火活動用貸与資機材》 *消火栓直結放水器具一式 |
消火栓直結放水器具一式 |
一定規模以上の事業所を対象とした、甲種及び乙種の防火管理者の資格を与える講習(主催:一般財団法人日本防火・防災協会)を行っています。 |
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市消防局と協力して、防火についての関心を深めるとともに、各家庭における防火・防災思想の普及啓発を図ることを目的に、秋の火災予防運動行事の一環として、市内小・中学校及び特別支援学校、幼年消防クラブ等の児童・生徒から防火作品(図画・習字)を募集し、優秀作品について表彰しています。 |
豊中防火安全協会長賞 (作品を埋め込んだ副賞の楯) 部会員・教育委員会・ 消防長による審査 |
当協会は、火災予防普及啓発用の資器材として、防火ポスター・標語入り懸垂幕・のぼり・チラシなどを作成し、消防局並びに消防団が実施する広報活動等に活用していただいています。 |
特選以上の防火作品で 作成した防火ポスター (B2サイズ) |
標語入り懸垂幕 (縦1m × 横30cm) |
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消防団チラシ |
当協会は、機関紙「きぼうとよなか」を年3回(1・7・10月)発刊して、その都度の協会行事報告や消防に関する最新情報等を、会員の皆さんにお知らせしています。 |
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消防局では、幼年期から、日ごろの生活に欠かすことのできない大切な火の取り扱いについて教育し、将来社会人として必要な防火意識の涵養を目的として、市内の公立及び私立幼稚園を対象に幼年消防クラブを結成し、育成指導されています。また、「我が家の防火管理者」「我が家の救急救命士」をスローガンに結成された女性防火クラブは、広報活動等により地域に防火防災の輪を広めていく事業を推進されています。 |